"アイシャドウがしっくりこない・締め色を使うとかえって目が小さく見える"、そんな盛り耐性なしの私のおすすめアイシャドウと選び方を紹介します。
"盛り耐性なし"さんにおすすめアイシャドウ
- 万人向けのブラウンシャドウがしっくりこない
- 締め色を使うと目が小さく見える
- アイシャドウを使うと老けて見える
上記の悩みを長年抱えていた私がやっと出会えたお気に入りアイシャドウ、『アディクション‐ヴィンテージチュチュ(005)』。
全体的に柔らかい色味と上品な明るさ、ヴィンテージの商品名の通りほんのりとくすみを感じる優しい雰囲気が特徴のパレットです。
- A:シルバーラメぎっしりのシャンパンカラー
- B:コーラルピンク、ラメ・パールなしのふんわりマット
- C:青みピンク、パール入りのツヤ仕上がり
- D:グレイッシュな優しいブラウン、透け感のあるマット
"捨て色なし"とはまさににこのこと。
- Bのコーラルピンクをアイホールに乗せ、二重幅にCの青みピンク、目尻にDのグレイッシュブラウンをふわっと乗せる。
- 涙袋にはB単体またはB・Cを混ぜて乗せる。
- 華やかにしたい時には黒目の上と下にAを乗せてキラキラに。
よりピンク感の強いメイクをしたい時はCをアイホール全体に乗せ、Bを重ねてぼかしたり、ブラウン強めにしたい時はDを二重幅に乗せたり…。
とにかくB・C・Dカラーをどんな風に使っても、柔らかい上品な仕上がりになるのがお気に入りポイントです。
特に、締め色が似合わない・締め色だけほとんど使っていない、…そういった方に本当におすすめです。
2色のピンクがイエベ・ブルべどちらにも使えるカラーなので、明るさ・透け感が得意な方であればお似合いになるかと思います。
過去の失敗アイシャドウを徹底分析
次に、盛り耐性なしの私が過去に購入して失敗した(似合わなかった)アイシャドウを紹介しながら、似合うアイシャドウの選び方を私なりに解説していきます。
私自身、30代になってもコレ!というアイシャドウになかなか巡り合えず、試しては失敗を繰り返していました。
そこで、「何が似合うのか」ではなく、過去に購入して失敗したアイシャドウの特徴を分析し、「何が似合わないのか」を洗い出してみることにしました。
※紹介するアイシャドウ自体の評価ではなく、自分にとって合う・合わないを基準にして失敗という表現をしています。
色味の問題(黄み・青み)
まずは似合わないアイシャドウの決め手として最もわかりやすい、色味の問題。
- ルナソル「スキンモデリングアイズ01ベージュベージュ」
- ルナソル「セレクションドゥショコラアイズ03 Chocolat Raisin」(現在廃盤)
❶は、ベージュ系アイシャドウの永遠の定番と言われるロングセラー商品。
日本人の肌色に合うベージュ系のパレットということで、"これを持っておけば間違いない"という口コミを見て、20代の頃にオンライン購入したものです。
はじめて手にしたデパコスシャドウということもあり、特に右上は底見えするまで頑張って使いましたが、このシャドウをつけると、瞼がびっくりするくらい黄色くなります…涙
例えるならば、青あざができて治りかけに黄色くなるあの色味です。
とにかく肌馴染みが絶望的に悪く、ラメやパール感も悪目立ちしてしまいます。
右下のこげ茶色の締め色は、アイラインのように引くと目が逆に小さく見えてしまう…。
黄み系がダメなら青み系を、という安易な考えで次に手を取ったのが❷のシャドウ。
この頃はルナソルにはまっていました。
ちなみに私は現在までに、プロのパーソナルカラー診断は受けていません。
ネットの診断上ではブルべ夏、ZOZOGLASS(ゾゾタウンのパーソナルカラーが診断できるメガネ)だとブルべ冬でした。
黄みは一切なく、グレイッシュなカラーで構成されたパレット。
右上のピンクベージュカラーは肌馴染みがよく、精細なパール感が目元をパッと明るくしてくれます。
一方、左上・下の2色は瞼に乗せるとくすみが出て疲れた印象に…。
右下の締め色は深みが強すぎて目元の印象が負けてしまう。
黄みが苦手で青み系を選んだのにどうして?
次の明度・彩度・清濁の問題で詳しく見ていきます。
明度・彩度・清濁の問題
- 明度:色の明るさ
- 彩度:色の鮮やかさ
- 清濁:色の濁りの有無(強弱)
下の画像のアイシャドウは、どれも明度・彩度・清濁が私にしっくりこなかったもの。
並べて見ると、お手本のように似合わないものばかり。
- キャンメイク「パーフェクトマルチアイズ06ロマンスベージュ」(リニューアル前)
- ルナソル「セレクションドゥショコラアイズ03 Chocolat Raisin」(現在廃盤)
- ビーアイドル「THEアイパレR05愛嬌のピンクブラウン」
- マジョマジョ「シャドーカスタマイズOR481マリー」
❶❷❸は、私にとっては色が暗く(明度が低い)、濁りのあるカラーを含むため、瞼がくすみ老けた印象になります。
❹は、華やかな明るさ(明度)は合っていましたが、鮮やかすぎる色味(彩度)と原色のように一切濁りのないビビットな色がNGでした。
似合うアイシャドウを見つける
過去の失敗から分析した、色味・明度・彩度・清濁の問題は以下の通り。
- 色味:強い黄み✕
- 明度:暗い・深すぎる色✕
- 彩度:鮮やかすぎる色✕
- 清濁:強いくすみ✕、原色のようなビビットカラーも✕
なかなか注文が多いお客さんのようですが(笑)、上記の苦手な要素と反対の特徴を持つアイシャドウを選べばしっくりくるはずです。
はじめに紹介した『アディクション‐ヴィンテージチュチュ(005)』は、上記の特徴とはまさに反対の特徴をもつアイシャドウです。
- 柔らかい、明るい色味
- 透け感
- ほんのりとしたくすみがあり、ビビットカラーではない
- 全体的に青みより(コーラルピンクも強い黄みではない)
色々と情報を集めてみたところ、ヴィンテージチュチュのようなアイシャドウが似合うのは、パーソナルカラーで分けるとライトサマー(明るさが得意なブルべ夏)に当てはまるんだとか。
ライトサマー向けのアイシャドウを調べてみると、確かに似合いそうなものがたくさん出てきました♡
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似合うアイシャドウをピンポイントで探すのはなかなか難しいもの。
今回紹介したように、まずは似合わないアイシャドウの特徴を洗い出してみると、ピッタリのアイシャドウに巡り合えるかもしれません。